現役美容師sの自己紹介②入社からスタイリストへ〜
高校を卒業して、いざ美容室へ!
の前に入社式、確かあれは4月の1日だったような、3月末だったか?
うる覚え(^^;
なにせ15年くらい前の話なもんで、
どーも!現役美容師sです!
初めての会社は緊張しながら、、、と、思いきや!
前日は友達と一緒に遊んでたので、当日の朝方に慌てて実家にスーツを取りに帰り、
会社に向かう車の中で着替えて式に出席しました汗
その時だいたい30名くらいの同期と対面。
配属店舗や社会人とはなどのお話を聞いて近くの公園で記念写真を撮って解散!
まあ、式だけだったのでサクッと終わりました。
次の日から初出勤!
とはならず、そこでは1週間くらいサロン(美容室を業界ではサロンと呼ぶ)に立つ前に研修がありました。
1ヶ月間は研修期間で、土日以外は本社で研修、
研修の内容
・挨拶、礼儀
・シャンプー
・(半月してから)ワインディング→パーマ巻くこと
・カラーの塗り方
今振り返っても、当時にしてはかなり充実して考えられた研修だったと思います。
途中で某大手メーカーの新人研修をしてもらいました。
それはわざわざ青山のメーカーの東京支部のビルでガチの新人研修、、、
連帯責任ででかい声でサービスとは?マナーとは?みたいなことを、合格できるまで復唱したり、、、
精神面が鍛えられつつ社会人意識を植え付けられる内容、
ただ、研修をはじめの1ヶ月間はみんなで過ごし、週2日だけサロンに行くので、そこで大変でも同期と話すと愚痴も盛り上がり、学校のような雰囲気でかつ現場での仕事も慣れていけたので、なかなかに良いシステムだと今は思います。
そして実際配属になって、僕は毎日泣いてました。
その理由は、辛かったとかではなく 、「悔しかった、、、」
何にもできない新人のくせに、言うことはいっちょまえで、誰よりも一生懸命、熱く接客してた自信があるので、
ある日のエピソード、
受付時間ギリギリで、走ってきてくれた飛び込み(予約なし)のお客様、
「すみません、まだカットしてもらえますか?」
僕は、当然受けると思っていたので準備をしていると、
「すみません、今日はもうおしまいなので、また別の日にきていただけますか?」
僕「、、、」
あとで、なんであそこで断ってしまったんですか?走ってギリギリにきてくれたじゃないですか、と聞いたところ、
「じゃあお前がやれよ!
今から走って連れ戻せばいいじゃん」
僕「、、、」
もう、心の中で、『くっ!、』
『できないからできるあなた達に言ってるんじゃんか、くっそー』
悔しかったですね、
そこでムキになって真面目に取り組んでた程度の練習を、死に物狂いでやるようになりました。
『ぜってーできるようになって、誰よりも上手くなって、こんな状況になった時、笑顔で「大丈夫ですよ!」ってさらっといい感じにできるようになってやる!!』
今思えばこの時の経験が猛練習を始めるキッカケだった気がします。
3ヶ月くらいは毎晩店長と口喧嘩して、結局できないくせに口だけの当時の僕が悔しさを飲み込んでいました。
まあ、会社の仕組みや労働問題もあるから、仕方なくあの時は断ったのも、何年か後ににその時のことを話して理解できたのですが、いろんな考え方や立場があるので、今は食ってかかったりしませんけどね(^^;
熱い想いの当時の僕の大切なエピソードです。
続く