現役美容師sの雑記メディア

30歳すぎて、美容室ネタ、日常、子育て、雑記

現役美容師sの自己紹介⑤やめて次の店を探し、そして迷走〜

次の店を決めるため、就活をしなければ、

 

まずは求人を探す!

 

時期外れすぎて特に見つからず、、、

 

求人載ってなくても気になるところにはとりあえずTEL!

 

働きたいところの基準は2つ!!

 

業界紙やヘアカタログ(当時はウェブに髪型はほとんどなく本でした)に載っててイケてる美容室

 

・青山、原宿

 

これだけ!

 

そして書類選考していただけるところが3社見つかりすぐに履歴書を送った。

 

うち1つは連絡も来ず、2つが面接を受けていただけることに!

 

 

実際当時はなかなか連絡が来なくてかなり焦っていたのですが、まさか同時に書類が通過するとは、、、

 

その時、片方の会社(仮にa)は集団面接で、受かるたびにお手紙がきちんとした封書で送られてきました。

 

もう片方の会社(仮にz)は、一度お店に来てくださいと言われ、いったら面接でした。

 

二箇所のそれぞれ有名店なのですが、同じ界隈でも当然採用の方法は異なっていました。

 

aでは書類→店舗見学→集団面接→集団面接→最終面接だったと思うのですが、僕は2回目の集団面接の時にもう片方のzが受かっていたので最終にはいかなかったです。

 

zでは、書類→面接→1日サロン実習→採用という流れで、僕と同じような中途採用が何人か受かっていたのですが、その後1ヶ月の採用期間中に課題をクリアして、初めて本採用となる実践重視の採用でした。

 

結局zに受かり、念願の有名店への転職が成功したのですが、1ヶ月終わりにやめてしまいました。

 

理由はいくつかあるのですが、主な理由はお金と生活の現状に悩んでしまったからです。

 

お店は表参道にあったのですが、採用が決まったらできれば三駅以内に引っ越してと言われ、貯金はあったので引っ越すことは可能でしたが、親が病気で入院したため、もともとうちが貧乏なのもあり、生活は正直きつかったので、とてもその当時仕送りを求めることはできず、実際にお店で働いていても、得るものは多かったですが、悶々とするところもあり、考えた末やめることにしました。

 

 

今思えば覚悟を決めて、開き直って借金でもすればやっていけたと思うのですが、色々と悩んでしまい当時の店長に相談して採用期間中に入社を辞退させていただきました。

後悔はないのですが、もし当時の僕にアドバイスするなら、「焦らずお金を貯めつつ情報収集して、家族にちゃんと相談したりバックアップしてもらえる体制を整えてからチャレンジしなさい!」と言うでしょう。焦りが焦りを生み、ちょっとしたトラブルでチャンスを棒に振ったので、「本当はどんな仕事がしたかったのか?」自問自答し始めました。

 

せっかくの有名店も、長く働くことはなく、とにかく生活をしていかなければという思いと、どうにか実家から通える範囲で同じくらい自分が磨かれると思える環境に行きたくて、今度は新宿に新しくオープンするお店でスタイリストとして働くことになりました。

そこは表参道と池袋にお店があり、店舗展開していこうと言う時だったのでちょうどよくすんなり採用していただけました。

 

ただ、そこでは数ヶ月で結局やめることに、、、

 

理由は、

初めの会社に勤めている時に、練習のしすぎで患った腱鞘炎が悪化して、ハサミを握れなくなってしまったためです、、、

 

他にもいくつかあるのですが、主な理由は腱鞘炎がひどくなり、ごまかしごまかしやって来たのですが、

 

初めの会社では2週間くらい休み、復帰してからも毎日朝礼後に近くの接骨院で電気治療と針治療してからお店に戻り、極力任せられるところはアシスタントに任せて、

 

やめて次のお店が決まるまで早くても1ヶ月はあるだろうと呑気にそこで治ると考え、中途半端な治療で有名店が決まってしまい、シャンプーが本当は得意なのにあまりにもやっていなかったため下手になった上に手が痛く、全然うまくできずに、そこでも我慢して練習してできるようになって来たのにやめて、

 

新宿では少しの間でもスタイリストからアシスタントに戻っていた分のブランクを取り戻そうと練習していたら、躍起になりすぎたのか前より悪くなってしまい、ハサミはおろか、ドアを開けるのも痛く、歯ブラシで歯を磨くのすら難儀になってしまいました。

 

結局新宿のお店もやめることになってしまいました。

 

お店を辞めるたびに、初めの会社ではお客様に泣かれ、手紙をもらい、

 

頑張って就職した有名店では良くしてもらった先輩に泣かれ、それでも決意が揺らがず辞め、別の都内のお店でも手が治ってからでも復帰して欲しいと良くしてくれた女性の尊敬できる売れっ子の先輩と語り合ったのですが、戻りたい気持ちはすごくあったのですが、美容師しかしてこなかった自分は、とりあえず手がちゃんと治るのか、もしキツかったらどんな仕事ができるのか、かなり不安になってしまい、とりあえず治ってから考えることにしました。

 

不安だったくせに切り替えが早い、、

 

われながら、

 

これは長所だと思っています(^_^;)

 

続く