売れてる美容室と潰れそうな美容室の違い
おはようございます!
現役美容師sです!
今回は美容師歴15年(2017/5月現在)の僕が今まで働いたりヘルプで行ったことがある美容室での体験に基づいて、独断と偏見で感じた美容室ごとの違いを書いていきます。
(※あくまで一個人の体験したことでの意見ですので参考に)
・売れてる美容室(以下「売れ」)は黒字でお客様が常にご予約いただけている美容室。
・潰れそうな美容室(以下「潰れ」)は実際に閉店、もしくは赤字続きでご予約もまばらな美容室。
【まずは挨拶、朝礼が違う!】
・もうここから違います!
「潰れ」は、なあなあで朝礼すらやらない、やっても連絡事項だけ、挨拶も適当なところばかりでした。
「売れ」は、朝から熱い、または鋭い発言が飛び交います。
【掃除も違う】
「潰れ」はだいたい掃除が甘く、バックルームが整理整頓されていないばかりか、お客様が実際にいらっしゃるフロアもなんとなくの掃除で、ツメが甘い。ほこりがたまっていたり、所々カラー剤がついたりして汚れてしまっています。
「売れ」は、まず入口が綺麗!そしてお客様の動線に沿って受付→お席→シャンプー台→床→お帰りのさいのドアまでちゃんと清潔です!
【意見交換】
「売れ」活発な意見交換、お互いの信頼があるのでお店を良くするため、お客様にとって価値があると思ったことはバンバン言います。基本的に相手を信頼しているので、分かってくれると思って言いづらいことも言い合い理解しようと努めます。
「潰れ」遠慮しあっています。言ったら嫌われるとか、辞めてしまうとお互いに遠慮しあっている結果、サービスの向上につながらないためになあなあで空気が緩いので人材が育ちにくいためお店の力が衰えてしまいます。
【練習会】
「売れ」トレンドや技術革新、薬剤の進歩が日々進んでいくので、情報を収集したり、実験したり、基礎を見直す機会が多いです。
練習も教える機会も意図的に作るのと、日々技術チェックが設けられています。
「潰れ」曖昧なままお客様に担当させてしまいます。
一定のレベルを超えて入れば良いですが、そこからがスタートということを日々伝えていないので、上達しないまま時間が流れてしまいます。見直しがほとんどありません。
【泥臭さ】
「売れ」僕が勤めた中で売れているお店は、例外なく泥臭いです!地道に少しでも良くしようと努めています。驚くほど細かいことも真剣に改善していきます。
「潰れ」楽やスマートにやろうとして、安易な決断をしがちです。大掃除や日々のルーティンの改善をせず、先延ばしにする傾向、そのため徐々にいろんなところが劣化していき、あとで一気に問題が吹き出すことが多いです。
【お店のこだわり】
「売れ」共通しているのはお客様にとって良いサービスか?を第1に考えています。
いろんな言い回しがお店によって違いますが、売れているところはどこも「お客様ファースト」そのためのスタッフという考えが一貫しています。
「潰れ」スタッフや個人の意見を尊重しすぎます。もちろん大切ですが、そもそもお客様に喜んでもらわなければ料金はいただけないし、お店の存在する意味すらないのに、お客様よりもスタッフの押したいものが強すぎたり、またはなにもないところが、結局軸がないため揺らいでいきます。
【上下関係】
「売れ」しっかりしています。基本的に上を立てる傾向が強いです。仲間意識はもちろんですが、きっちり締めるところはしめ、関係者にも礼儀正しいです。
「潰れ」なあなあです。うやむやに年齢や勤続年数を配慮しなくなっていき、勤続が長くなっても尊重されないため長く勤める人がいなくなってしまいます。
【まとめ】
いかがでしたか?
僕自身が体験して、実際に都内でも有数の有名店や個人店、チェーン店でヘルプや移動してきた中で、売れてる店、売れていない店を実際に働いてきて見て感じた体験記を書いてみました。
もし「潰れ」側に共通して感じるものがあったら黄色信号です!!
取り組めることからコツコツ取り組んで、「売れ」てるお店にしていきましょう!!
「売れ」
日々のできることをきっちりコツコツ積み重ねて、お客様に喜んでいただく努力を継続しスタッフ同士高め合い信頼しあっている環境。
「潰れ」
できることを後回しにし、なあなあに済ませていく日々で徐々に力が弱ってしまっている状態。
書いてて改めて自身も気をつけなければと思いました!!
お互いにがんばりましょう!
リアルに。
ではまた〜