美容師への道〜技術を覚える流れ〜
どーも、美容師sです!
今回は、そろそろ5月病とか言われそうな社会人一年目に向けてです。
・美容師という仕事の成長の流れ
美容師という仕事は、入社してから雑用などの下積みが始まります。
専門職で専門学校に行ってから就職の流れですが、ほとんどゼロからスタートなところがほとんどです。
だいたい早くても2年〜3年でカットのお客様も担当できるようになる(通称スタイリストデビュー)為に、技術の習得に励みます。
・なぜそんなに下積みが長いのか?
まず、覚える技術、専門知識がどんどん増えています。
日々進歩して行くものですが、大きい枠で見ると基本的なことは実はあまり変わっていません。
まず『シャンプー』
髪を濡らす、洗う、トリートメントのつけ方やマッサージもこの段階で習います。
『ヘッドスパ』やメニューの『トリートメント』も技術の『シャンプー』の延長で勉強していきます。
5月の現段階はこの辺です。
頭を洗ったら、当然濡れるので、『ドライ』つまり乾かすことも技術として練習します。
意外と人様の髪や頭皮を乾かすのは難しいもので、不快がないか?ちゃんと満遍なく風を当てられるか?髪型をある程度整えられるのか?
奥が深いですね。
そして、同時進行で
『カラー(塗り方)』
『ワインディング(パーマの巻く作業)』
『ブロー(さっきのドライのブラシを使う技術)』
『ストレートアイロン』
これがそれぞれ3種類前後〜、
いくつかのパターンを学びます。
だいたいカットまでの技術としては以上で、カラーのやり方でウィービング(メッシュやハイライトと呼ばれるもの)やワインディングも大小、長短あるものをまきつけたり、ブローならロング、レイヤー、ショート、パーマ伸ばし、年代別のブロー、ブラシ別のブロー、などお店の考え方によって数種類やり方を学びます。
↑の技術を習得しながら、知識も勉強していきます。
『カラー』
染まる仕組み、塗る順番の意味、剤の作り方、剤の種類
『パーマ』『ストレートパーマ』『縮毛矯正』
薬ごとのかかる仕組み、剤の種類、巻きによる違い、巻き方によるダメージ、毛髪診断、熱による髪の変化
『ブロー』
ブラシを通す意味、水分バランス、形の作り方、ブラシの種類による違い
ざっくり見ても技術だけでカットの前まででこれくらいはどこの美容室でも学びます。
ここまででだいたい1年〜2年くらい、年々改善して、取捨選択してマニュアルが見直されて、半年〜と短縮する傾向ですが、やはりまだ1年くらいはかかっています。
ここまでの流れ
技術について大きく見ると
『シャンプー』『ドライ』『カラー』『パーマ(ストレートパーマ)』『ブロー』
が、アシスタント初期に習います。
長くなったので、アシスタント接客編、カット練習以降編、に続く、!
リアルに。
ではまた〜
あとは『カラー』や『ワインディング』というパーマを巻く作業の練習をしている頃です。